非対面受取ニーズの高まりやマンションのセキュリティ強化のため、近年マンション住人からの設置需要が高まっている、宅配ボックス。しかしながら、荷物の盗難や紛失・不正アクセスなど、宅配ボックスにも一定のリスクが存在しています。
このページでは、宅配ボックスを設置するうえで加入しておきたい保険について学んでいきましょう。
宅配ボックスに関連する保険として代表的なのが、火災保険です。火災保険に加入しておくと、火災や台風・洪水などでマンション共用部にある設備や家財が損害を受けた場合、あるいは家財が盗難・損壊してしまった場合に保険金が受けられます。
例えば、不測かつ突発的な事故によって、宅配ボックスに入れた荷物が損壊してしまった場合、被害額の一部が補償されます。
マンションの宅配ボックスは、マンション住人の利便性を高めるうえで大切な設備のひとつですが、荷物の盗難や無理に入れたことによる損壊、紛失などのリスクもあります。
そんな中で入っておきたい宅配ボックス保険ですが、宅配ボックスに関連する補償が用意されている保険は、年々増えてきているものの、中には宅配ボックスの項目がないものもあります。保険選択時には、宅配ボックスに関連する項目があるかどうかをしっかり調べておくことが重要です。
このサイトでは、設置目的に合わせた宅配ボックスメーカー・設置業者の選び方について解説しているので、参考にしてみてください。
宅配ボックス補償付きの保険に限らず、火災保険加入時には、まず保険会社が実施するマンション診断を受ける必要があります。保険会社からの診断を受け合格した場合は、火災保険の補償内容を確認し、双方が納得すれば保険加入が成立します。
損保ジャパンが提供している「掛捨型マンション総合保険」(火災保険)では、宅配ボックス内の荷物の補償を行っています(宅配ロッカー内動産補償特約)。この特約では、不測かつ突発的な事故によって、宅配ボックスに入れた荷物が何らかの損害を受けてしまった場合、1事故10万円までを限度に荷物の代金に対して一部補償が受けられます。
このような保険に加入しておけば、宅配ボックスに届いているはずの荷物が壊れていたり、盗難に遭ってしまっていた場合のリスクを軽減させられることにもつながります。
オーナーにとって、宅配ボックス設置の際には業者の選定が重要です。
適切な業者を選ぶことで、設置だけでなく保険加入のサポートも受けられ、盗難や損壊のリスクに備えることができます。
特に、火災保険に宅配ボックスの補償が含まれているか確認することが大切です。信頼できる業者は、保険内容の確認や申請手続きのサポートを行い、住人の安心と満足度向上に寄与します。業者選びが成功の鍵です。
なお本メディアでは、マンションの規模に合わせたおすすめの宅配ボックス製品と設置事業者を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
建物の戸数やタイプによって入居者の生活スタイルも異なり、宅配ボックスに求める利便性も異なってきます。宅配ボックスには多種多様な種類・機能があるので、入居者の生活シーンを考えて適切な製品とメーカーを選びましょう。
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